FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

愛車を追って俺も幻想郷入り3

これから春休みが終わり…学校が始まります。
普通だったら次の授業にそなえて英気を養うものですが…。

そんなの関係ねぇ!!
俺は書きたいときに書いてきた…これまでもこれからもな!!

つーわけで戯言分多めの前置きは置いといて。

愛車を追って俺も幻想郷入り3のはじまり、はじまり~。


じっとこちらを見つめてくる金髪、紅い眼で水晶が羽の少女。
この見られているだけで、背筋に冷や汗が出てくるほどの圧迫感は…。
妹様だと…!?
これは…どうすればいいんだ?
咲夜を呼ぶべきなのか?
いや…咲夜をどうやって呼ぶんだ?
仮に、呼びに行くという行動をしたとして考えるんだ俺。


なんとかして、行動を起こした俺。
ベットに仰向けになっていた体を、ベットの反動で勢いよく扉までダッシュする。
この間約3秒。
幸いにしてベットから扉までの距離は近かった。
扉のノブに手をかけた。
が。
「どうして逃げるの?」
扉のノブにかけた手が動かない。
いやちがう。
俺の手が妹様に押さえられているのだ。
そう、俺は考えて無さすぎた。
少し考えれば分かることじゃないか…。
妹様は、扉の真上にいたのだから。
俺より早く行動できるだろう事に。
俺が3秒で扉に着いたとしても、妹様は着地のみ…1秒程だろう。
「ねぇ咲夜を呼ぼうとしたの?」
妹様に抑えられた手に、鈍い痛みが走る。
「いや…その…」
言葉に窮している俺に、妹様は優しい言葉をかけてくる。
「私、普通の人間を見るのは初めてなの」
それはとても優しい…。
「霊夢や魔理沙は普通じゃなかったから」
言葉だった。
「さぁ、何して遊ぶ?」


俺、死んだな絶対。
駄目だ。この選択肢は無い。
間違いなく無い。
ならば何がある?
う~ん…あっ!
その時、俺は思い出した。
俺の懐には、咲夜からもらったナイフがあることに。


その考えに至った瞬間、俺は即座に部屋の隅まで移動する。
そしてまだ空中にいる妹様に向けて、懐から取り出したナイフを向ける。
「そんなものでどうするの?」
妹様は着地し、少しずつこちらに向かってくる。
「動くな!!」
妹様が止まる。
「ふーん何か考えがあるんだ」
「あぁその通りだ」
妹様は、少し興味がありそうな眼でこちらを見ている。
意識はひきつけた。
「ナイフは一本しかないが…」
「ないが?」
「俺が咲夜並みのナイフ使いだとしたら…一本でも結構頑張れるぜ?」
「…」
妹様は少しきょとんとして、そしてクスリと笑った。
「それは、私もただではすまないわね」
「あぁ。それに俺は争う気は全く無い」
「ふぅん」
そう、これは賭けだ。
俺が、咲夜並みのナイフ使いのわけが無い。
むしろナイフなんか、果物の皮を剥く位しか使ったことがないわっ!!
だがブラフの材料としてなら使える。
見た限りこのナイフは、銀のナイフと見た。
理由?
簡単さ、なんか凄く綺麗だからっ!!
銀のナイフならブラフ度が上がるはず。
だが。
「それは楽しみっ」
「え?」
妹様が徐々に近づいてくる。
「だって咲夜並みのナイフ使いなんでしょ?」
「あぁ!」
「それは本当に楽しいこと…」
「え?」
互いの攻撃範囲に入った瞬間。
「だって、遊びがいがあるじゃない」
そう俺はまたしても浅慮だった。
妹様が強いものを前にして引く?
はっ。
それこそ不可能だ。
俺の予想を遥かにぶっ飛んだ回答を残したまま…。
俺の意識は絶えた。


絶えちゃだめぇぇぇぇ!!!!
妄想の中で死んじゃいかんぞ俺!!
都合二回は死んだぞ今。
さぁ、俺よ次の手を考えるんだ。
次の手…。
次の…。
あーうー出てこねぇ。
ただ今の妄想で、逃げる、戦うの選択肢は無くなった。
ここで第三の提案として、気づかなかったことにして寝るを考えたら…。
二度と目覚めることの無い眠りにつきそうじゃん。
あーどうしよう。
まてよ…。
再び、俺の頭に天啓が訪れた。
どうせ死ぬなら…。
妹様と会話してから死にたいっ!!
それなら俺は本望だ!!
だが…本望でも次の行動は現実に行うもので……。
それは死の覚悟をしろということ。
「……」
俺は懐にしまっていたナイフを取り出し、右手で握る。
咲夜からもらったナイフを握ると、自然と心が落ち着いた。
まぁ心残りとしたら。


「もっと咲夜と話したかったな」
「?」
さーて覚悟は出来た。
「妹様」
「……」
妹様は、相変わらずこちらを見つめている。
「えーっと何でここにいるんですか?」
「……」
「どっかから逃げ出したとかですか?」
「……」
「髪の色綺麗ですね」
「……」
「羽とか見ているだけで感動しますよ」
「……」
「……」
えっ会話すらしないまま俺終わるの?
「えーーっと」
その瞬間、妹様が動いた。
あー死んだな俺…。
くそぅ、せめて会話したかった……。
しかし、妹様からは殺気が感じられなかったというより。
ゆっくりと上から落ちてきた。
「えっ!!」
羽のおかげか、気づいた時点ではまだ中間あたりだった。
「うおおぉぉぉぉぉ!!」
俺は、全力で妹様をキャッチする。
ドスンッ。
「いてぇ…」
だが、手の中の重みでそんなものすら吹っ飛ぶ。
今、俺の手の中に妹様がいる…。

「人は感動が最高潮に達すると向こう側が見えることがある」
                       光雪 彼方

あぶねぇ、そのまま別の幻想郷に行くところだったぜ。
しかし妹様やわらか…ゲフンゲフン…どうしたんだ?
急に落ちてくるとは。
「Zzz」
「ん?」
「ZzzZzz」
「おいおい寝てるよ…」
これも一種の気を失ったようなものか?
……仕方がないよな。
俺は妹様にベットを貸し、下の地面に横になって自分が着ていたジャンバーを羽織って寝ることにした。
男として添い寝は出来ませんよ?
横になったとたん訪れる眠気。
殺されなくてすんだ安堵感。
おいおい、妹様やわらか…ゲフンゲフン…な感情を抱きながら俺は眠りについた。


鏡を見てヘッドドレスを整える。
窓の向こうの天気は快晴。
今日も良い天気だ。
レミリアお嬢様はまだご就寝のはずだし。
そろそろ客人を起こしに行かなくては。
今日もお仕事をしましょう。
自分の部屋を出て、客人の部屋へ向かう。
昨日の夜だけで二人の客人が来ている。
ここから近いのは、彼方の使っている客室。
迅速に行動するなら、まずは彼方から起こすのが順当。
真っ直ぐに目的地に着きノックをする。
「咲夜です。彼方起きていますか?」
だが扉の向こうからは返事が無い。
どうやら寝ているようだ。
ノブを捻って扉を開ける。
「彼方。失礼し…」
私は、目の前に広がる光景を見て凍ってしまった。


「……んー………んっ?」
物音で眼が覚める。
目の前を見ると、扉の前に咲夜がいた。
「あぁ咲夜おはよう」
しかし咲夜の表情は硬い。
「どうしたの咲夜?」
そして、至極冷静な笑みを浮かべながら咲夜は言った。
「彼方。あなたは一体何をしているのですか?」
「なにをって…寝てただけだが?」
「寝てっ…」
「あぁ寝てただ…」
ヒュン。
ナイフが頬を掠めていった。
「えーっと」
「妹様が何故ここにいるのかは、この際置いときます」
あっそうか。
「そうなんだ妹さ…」
ヒュン、ヒュン。
ナイフが二本とも左右の頬を掠めていく。
「…えっと……咲夜さん?」
「まだ何か言いたいことがあるなら…先にあなたの隣を見てもらえますか?」
隣?
「ちょっ!!!!えぇぇぇぇ!!!!!!」
隣には妹様が寝ていた。
布団を上に羽織った形で。
まさか妹様は…寝相が悪いのか……?
ぶっちゃけ若干はだけているし。
……。
冷静な思考が回り始める。

俺、寝ていた発言。
妹様ベットから転げ落ちる。
ちょうど俺の隣に落ちる。
若干はだけている。
咲夜が目撃した状況から考えると…。

「咲夜さんこれはごか…」
ヒュン、ヒュン、ヒュン。
ナイフが三本通り過ぎた。
頬を裂く度合いが上がっている。
「問答無用」
その咲夜の顔を俺は一生忘れることは無いだろう。
次に見た光景は。
俺の周り及び、目の前に無数のナイフが展開していた。
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」














つうわけで幻想郷入り3話目いかがだったでしょうか?
お楽しみいただけたなら嬉しい限りです。
4話はどうするかまだ考えてませんが、おいおい考えることにします。

個人的感想。
妹様が、隣で布団をかぶって寝ているシーンが書きたくなったのは言うまでもない。
が。
俺に画力があればっ!!

ではではw

COMMENTS

No title

3話目おつかれさんw
>「人は感動が最高潮に達すると向こう側が見えることがある」
                       光雪 彼方
盛大に吹いたぜwww

No title

3話目乙w
<あぶねぇ、そのまま別の幻想郷に行くところだったぜ。

最高に笑えた♪

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。